恋路海岸
昔、相思相愛の鍋乃と助三郎という若い娘と若者がいた。助三郎は毎晩、鍋乃が焚く火を目印に浜辺を歩いて会いに来ていた。ところが、鍋乃に横恋慕した男が危険な場所に火を焚き助三郎を死に追いやる。嘆き悲しんだ鍋乃は、助三郎が亡くなったその場所に身を投げて後を追ったという悲恋伝説がある。海岸の公園には、風光明媚な見附島や弁天島を背景にして、若い二人の像がたっている。
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