九州の旅


13日目

2月27日(土曜日)  走行距離200km

日向市(9時25分発)→延岡市→佐伯市→道の駅「北川はゆま」→大分市→別府温泉→地獄巡り→北浜温泉「テルマス」入浴→由布岳山麓→湯布院→道の駅「ゆふいん」


 今朝は厚い雲が垂れ込めているが、雨は止んでいる。昨日から帰路のコースに入っているが、今日は国道10号線を別府温泉まで一気に北上し、適当な日帰り温泉施設を見つけて入浴する予定だ。
 お茶漬けなどで朝食後、9時半頃に日向の道の駅を発つ。


 延岡市に入り国道10号線を走っていると国道沿いに道の駅「はゆま」があったので10時半頃から30分ほど休憩。「はゆま」とは早馬(はやうま)から転じたもので、飛鳥時代に設けられた駅制度により、駅(宿場)に置かれた馬のことだそうです。
道の駅「北川はゆま」


 昼頃、大分市の市街に入る。さすがに大都市だ。国道もぐんと広くなる。国道脇に中華料理や洋食店等の食べ物屋さんが6〜7件ほど建ち並んでいる前に広い駐車場があったので、ここで昼食休憩。車の中でカップラーメンを食べる。その後車中のテレビを見ながら1時間半ほど休憩する。


 別府温泉には15時ちょっと前に着く。さっそく日帰り温泉施設を探す。あまり下調べもせず行き当たりばったりで捜しているのでなかなか適当な施設が見あたらない。うろうろと別府温泉のはずれを走っていると「別府温泉地獄めぐり」の看板があったので、立ち寄ってみる。地獄巡りは一ヶ所にかたまつていて、ぐるりと一巡りできるのかと思ったが、8ヶ所ある地獄名所はそれぞれ少しづつ離れている。各地獄名所の入り口にある土産物屋さんで入場料を払って見学する仕組みになっている。一ヶ所の見学料は400円。8地獄見学の共通割引券を買うと2000円。8ヶ所の地獄名所を全部廻るとかなり時間が掛かりそうなので、私たちは龍巻地獄と血の池地獄の2ヶ所だけを見学した。
別府温泉地獄巡り(龍巻地獄)
一定の時間を隔てて、周期的に熱湯を噴出する間欠泉
別府温泉地獄巡り(血の池地獄)
地下の酸化鉄等を含む熱泥が化学反応をして赤くなり、その熱泥が噴出してできた赤く染まった池


 地獄巡りのおみやげ屋に別府温泉の観光マップがあったので、それを見て日帰り温泉を捜す。国道10号線沿いに北浜温泉「テルマス」という変わった名前の施設があったので寄ってみる。ここは別府市営の日帰り温泉施設だった。ようやく別府温泉に入浴することが出来た。かなり大きな施設だ。浴室はちょっと殺風景な造りだが、浴槽はゆったりとした広さで、なぜか丸太で仕切られていたが、温泉らしい雰囲気でなかなか良いお湯だった。
北浜温泉テルマス
別府市営の日帰り温泉施設。かなり大きな施設だ。

営業時間  10時〜22時 毎週木曜日休
入浴料金  大人500円  小人250円
浴室施設  内湯、サウナ、露天風呂
泉   質  単純温泉


 入浴後、フロントで休憩しながら今日の車中泊先を捜す。近くには適当な車中泊施設が見あたらないが湯布院に道の駅がある。受付で湯布院までの時間を聞くと車で1時間もあれば行けるだろうと教えてくれるもう夕方の5時頃だが外はまだ明るいし、湯布院の道の駅まで走ることにする。
 湯布院に着いた頃には夕闇が迫っていたが、由布岳の麓を走っていいるときはまだ明るさが残っていた。焼き焦げたような荒涼とした由布岳山麓を走る道路は、ちょっと感動的な眺望のドライブウエイだつた。

道の駅「ゆふいん」で車中泊
 湯布院の道の駅に着いたのは18時過。すぐに、途中のスーパーで買ったにぎり寿司とかれいの唐揚げや鰯の酢の物、豆腐、サラダ等で夕食にする。残念ながらテレビはよく映らなかった。
道の駅「ゆふいん」
物産販売所


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